呼び方の違い
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スタイロ畳床は、ダウ加工のスタイロフォームという発泡ボードを使って作られた畳床です。
もともとは、上下をワラで挟んで作っていたのが一番最初の製品でした。
一般的な畳店も、スタイロ畳床というと今でもワラとスタイロフォームを組み合わせた畳床を思い浮かべるのが普通です。
この場合は、スタイロフォームを使っているのでスタイロ畳床と言い、カネライトフォームを使っている場合は、スタイロ畳床とは言わずカネライト畳床と区別して呼びます。
- ところが、この「ワラ以外の素材」が初めて使われたのがスタイロ畳(スタイロ畳床)で、当時(1970年頃)は相当なインパクトがあったため、ワラ以外の素材を使った畳床は全てスタイロ畳と間違って呼ばれるようになります。
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大建工業の木質繊維板、ダイケンボードが誕生してからは、その素材の組み合わせは様々となり、ワラとダイケンボード、あるいは、ダイケンボードとスタイロフォームなど、数々の製品が世に出てきます。この時に、メーカーとしては、自社の部材が使われている物は、全て「(会社名)畳床」と呼び、それで作られた畳のことを「(会社名)畳」と命名したため混乱が起きてしまいます。
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初版日時: 2005-12-10 (土) 09:54:33
最終更新: 2020-11-05 (木) 02:42:04 (JST) (1360d) by 畳のほりごめ