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製品案内 :: 畳のほりごめ 仙台

xpwiki:製品案内

ページ内コンテンツ
  • 畳 製品紹介
    • 新畳
    • 表替
    • 裏返し
    • 置き畳(ユニット畳)など
  • 畳の構造と各部の名称
    • 畳床
    • 畳表
    • 畳縁
    • 寸法

[1] 製品紹介 anchor.png[2]

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新畳[3] anchor.png[4]

新畳[5]

全く新品の[1]のことを言います。
お部屋の寸法[6]に合わせて、畳床[7]畳表[8]畳縁[9]を組み合わせて製作します。
材料の組み合わせと、サイズの違いなどで金額が変わります。
入れ替え工事の場合は、古い[1]の処分が必要になります。

畳のサイズ[10]

ページ内コンテンツ
  • 概要
  • 歴史的背景
  • 現代の運用方法

概要 anchor.png[11]

  • 一般的には以下のような言い方をする
  • これらの寸法[6]の呼び方は正確な規格ではなく、畳の大きさ[12]は全て違うのが一般的

畳の大きさ/京間[13]

畳のサイズ[14]のことで主に近畿・中国・四国・九州で使われている
955mm×1910mm
本間ともいう

畳の大きさ/中京間[15]

畳のサイズ[14]のことで主に愛知・岐阜・三重で使われている
910mm×1820mm
三六間ともいう

畳の大きさ/関東間[16]

畳のサイズ[14]のことで主に静岡以北全国で使われている
880mm×1760mm
五八間とも言う

畳の大きさ/団地間[17]

関東間(五八間)より小さく、その基準はない。
約840×1680mmほど

  • 一般的に、上記のサイズは1[1]物のことで、その半分のサイズの物を半[1](はんじょう)と言う。
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歴史的背景 anchor.png[18]

Tackmix[19] の考察)

  • 日本の家屋は、もともとは畳の大きさ[12]に合わせて作られていたと言われている。
    畳のサイズ[14]が地方で違うのは、おそらく長さの基準として使っていたのが検地棒であったからだと考えられている。幕府の税制土地の広さなどの測量に、その基準となる長さが必要だった。
    城内の「柱の中心から柱の中心まで」が基準となり、これが検地棒として定められた。
  • 家屋の建築では、生産性の向上から基準の長さを必要としたのは想像に難くない。
    現代のように、正確で長い測定器(メジャーや定規)が無い時代に、唯一長さの基準として使えたのは検地棒であったのであろう。この名残は、6尺([1]の長辺)を一間というところにもある。
    これによって、幕府が栄えた土地の付近一帯で長さの等しい[1]が増えたのだろう。
  • 中京間が小さくなったのは、幕府が財政確保のために検地棒を短くしたためと言われており、もともと「柱の中心から中心まで」が、「柱の内側から内側まで」となり柱一本分(つまり3寸・約90mm)小さくなったのだと思われる。
  • この後、関東間が小さくなったのは別の理由と考えられる。
    部屋の造りが多彩になり、建物が画一的でなくなると同時に、[1]寸法[6]を合わせる必要が出てきたのが原因だろう。おそらく、このころになると、長い定規の必要性が高まり、中京間を6尺とした長さが定着しつつあったのだと思われる。そこに、壁を内側に厚くする工法などが生まれ、6尺基準から小さく切り落とすという「材料からのオーダーメイド」という形ができあがったのだと思われる。*1
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現代の運用方法 anchor.png[20]

  • 関東間の工法で確立されたように、現代では多様な建築様式の中で部屋の大きさ・形にぴったりと合わせて作る必要が出てきている。また、メーターモジュール工法に対応する[1]も必要となり、1820×910mm(6尺×3尺)未満に切り落とすか、2000mm×1000mm未満に切り落とすかの違いのみ存在している。
  • 団地間が小さくなったのは、部屋を小さくすることによって部屋数を増やすためではなく、集合住宅の構造上、壁内に配管などを通したり、断熱効果を上げたりするために、基準寸法[6]より部屋の内側に狭くなったためである。
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表替[21] anchor.png[22]

表替[23]

現在使用している[1]畳床[7]はそのまま利用して、
畳表[8]畳縁[9]を付け替えることを言います。
畳表[8]の種類と、畳縁[9]の種類によって値段が変わります。

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裏返し[24] anchor.png[25]

裏返し[26]

  • 現在使用している[1]畳床[7]畳表[8]をそのまま利用して、畳表[8]を一旦外し裏返し[24]て、畳縁[9]とともに付け替えることを言います。
  • 畳縁[9]を特殊な物にしない限り、殆ど同じ値段です。
  • ただ、現在の畳表[8]のコンディションによっては施工できない場合もあります。
  • 裏返し[24]ができない例
  • 裏返し[24]が難しい例
    • 畳表[8]が使用から5年ほど経っている
      • 日が当たっていなくとも、変色している場合が殆どです
    • 畳表[8]が擦り切れている
      • 部分的に畳表[8]が薄くなっているので耐久性に難があります
    • 水などをこぼしてシミになっている
      • 裏にもシミができている場合が殆どです
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置き畳[28]ユニット畳[29])など anchor.png[30]

こちらの通信販売をご利用ください。
http://www.horigome.co.jp/modules/shop/[31]

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[1]の構造と各部の名称 anchor.png[32]

tt30.jpg
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畳床[7] anchor.png[33]

畳床[34]

いわゆる、[1]の芯にあたる部分。
防虫性、断熱防音性、耐久性などあらゆる面から選びたいですね。
ワラ畳[35]化学畳[36]スタイロ畳[37]建材畳[38]・ダイケン[1]・カネライト[1]

toko-sta.jpg
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|ワラサンド床 ~-> ポリスチレンフォーム[39]と稲ワラを組み合わせた3層タイプ-> |1型 ~-> インシュレーションボード[40]組み合わせ-> |Cタイプ ~-> ポリスチレンフォーム[39]タイプ-> |

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tokod-3.jpg

|2型 ~-> インシュレーションボード[40]ポリスチレンフォーム[39]の組み合わせによる2層タイプ-> |3型 ~-> インシュレーションボード[40]ポリスチレンフォーム[39]の組み合わせによる3層タイプ-> |

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畳表[8] anchor.png[41]

畳表[42]

表面部分で一般的には「ござ」と言った方がわかりやすいかも(本当はまちがい)
これも多種多様で修繕の場合はこの畳表[8]を交換することを言います。
表替[21]裏返し[24]・備後表)

畳表[8]の種類 anchor.png[43]

|#ref(omo01.jpg)|麻経糸[44]特等表~-> 経糸[44]に麻を使用して良質のイ草をたくさん使った表です。~-> 厚みもあり耐久性にも優れています。| |#ref(omo02.jpg)|綿経糸[44]1等表~-> 経糸[44]に綿を使っていますが、良質のイ草を使用しています。~-> 一般住宅では定番となっています。| |#ref(omo03.jpg)|綿経糸[44]3等表~-> 経糸[44]は綿を使っています。~-> 若干、変色イ草の混入が見られますが、通常使用には~-> 問題ありません。|

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その他の畳表[8] anchor.png[45]

  • セキスイ「美草」
  • ダイケン「銀白」
  • 琉球表[46]
  • 青表
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畳縁[9] anchor.png[47]

畳縁[48]

昔は人や家の位(くらい)によって色分けがされていたらしいのですが、
現代ではライフスタイルや家具などの色調とコーディネートする考え方が一般的です。
(紋縁・無地縁・ガラ縁)


*1 よって、畳の大きさだけではなく部屋の中で形も違う畳が組み合わされることになった

Last-modified: 2020-11-04 (水) 04:52:37 (JST) (1281d) by 畳のほりごめ